部下からの質問に対する対応

正しい考え方:

・相談にきているのだから、話しを聞いてあげないといけない。

・相手はわからないから、聞きに来ている。相談を受けた上司として話しを引き出してあげよう。

・上司としてきちんと対応してあげよう。

・情報を持っている部下のほうが答えを持っている。

・情報をもっている者が時間をかけてでも答えを出す必要がある。

効率は二の次である。

・答えは、第一線の現場にある。

自分にできるのは、答えを引き出すこと。

間違った考え方:

・相談にきているのだから、何か答えをあげないといけない。

・相手はわからないから、聞きにきている。

相談を受けた上司として答えを出さなければならない。

・上司として答えを教えてあげるべきである。

・自分の方がいろいろな局面での経験豊富であり、答えを持っているはずである。

・わからない者が考えても時間がかかりすぎる。

わかっているものが教えるのが効率的である。

・答えは、常に上から下に与えなければならない。

子供からのお願いに対する対応

正しい考え方:

・お願いしているのだから、話しを聞いてあげないといけない。

・子供は自分の気持ちがわからなくなっている。お願いされている親として気持ちを引き出してあげよう。

・親としてきちんと対応してあげよう。

・新しいことを思っている子供のほうが答えを持っている。

・新しいことを思っている子供が時間をかけてでも答えを出す必要がある。

効率は二の次である。

・答えは、新しいことに対応しようとしている子供が持っている。

親にできるのは、答えを引き出すこと。

間違った考え方:

・お願いされているのだから、何か答えをあげないといけない。

・子供は自分の気持ちがわからなくなっている。

お願いされている親として答えを出さなければならない。

・親として答えを教えてあげるべきである。

・親の方がいろいろな局面での経験豊富であり、答えを持っているはずである。

・自分の気持ちが変わっている子供が考えても時間がかかる。

わかっているものが教えるのが効率的である。

・答えは、常に親から子供に与えなければならない。