『コーチング』について卒業生の声を中心に、さまざまな職種や実際の活用に伴う声をピックアップしました。
企業の人事担当者の声
1.大手建設会社 人事部 研修担当次長 東京都在住 50歳 男性
中間管理職を中心にコーチングの研修を取り入れました。
経営陣からの意向を、いかに部下に落とし込むか、手腕の問われる中間管理職にとって、コーチングの研修は、まさに救いの手だったようです。
研修後、「部下の言うことにしっかりと耳を傾けたことで、部下が自分から反省し、改善策を提案するようになった」「仕事の進捗状況を着実に報告してくれるようになり、各自が目標を持って仕事に取り組むようになった」との声があがっています。
2.中堅部品製造メーカー 人事部 人事部長 愛知県在住 52歳 男性
貴社で学んだコーチングを早速社内でマネジャークラスの研修に取り入れてみました。
これまでは傾聴訓練を実施していましたが、指示・命令⇔報告・相談という上下関係に慣れ親しんだ組織ではなかなか浸透せず暗礁に乗り上げた形でした。
ところが、GROWモデルを主体とした質問のスキルは、頭の固い管理職でもあまり抵抗無く取り入れられるものだったようで、驚くほど効果が出始めています。
自己申告書に基づく第一次評価者面談、第二次評価者面談の内容が従来に比べ飛躍的に充実し、面談から自己目標策定にかかる時間も半減しました。
特に現場作業者のレベルでは、上から押し付けられた目標ではなく、自ら決定した目標であるということで意欲がわき、職場全体に活気が見られるようになりました。
今後は社員一人ひとりがセルフ・コーチング出来るよう、さらに研修機会を増やして行きたいと考えております。
3.精密部品製造メーカー 人材開発部 部長 東京都在住 45歳 女性
貴社で学んだコーチングを早速社内でマネジャークラスの研修に取り入れてみました。
これまではコミュニケーションや問題解決などのトレーニングを実施していましたが、どれもこれもパーツパーツの研修であり、社内でどのような形で実行するべきか、今ひとつ心に響くものがありませんでした。
ところが、貴社の講座では、豊富な事例、実践トレーニング等を盛り込んだ内容となっているため、常に会社の様々な場面を想定しながらのトレーニングとなり、大変、実効性の高いものとなりました。
戻ってからの彼らの言葉が活き活きとしています。
今後は社員一人ひとりにこのコーチングスキルを浸透させるべく、さらに研修機会を増やして行きたいと考えております。
「人を育てなければ企業は成長しない」という言葉を、最近強く実感しています。
業績も上がり大満足です。
4.中堅総合商社 人事部 人事係長 大阪府在住 37歳 男性
自費で養成講座を受講、卒業しました。
養成講座で学んだ様々なスキルをもう一度、自己研鑽をしていたところ、上司より社内研修の声がかかりました。
早速、養成講座の○○先生に連絡、研修講師の心構えを教えて頂き、研修に臨みました。
研修の目的は、社員のモチベーションをコーチングスキルをふまえて、いかに高めていくか、ということが大きなテーマでした。
研修修了後のアンケートは「やる気がでてきた」「目からウロコ」等の声があり、上司からも高い評価を得ました。
社員の業務に対する意識改革がなされたことにより、これまでの、ぬるま湯的な雰囲気が大きく変化し、業績向上につながり、研修の目的が達成したと自負しております。
今後は養成講座に部課長クラスを受講させ、常に高業績を維持できる企業集団にしたいと考えております。
5.中堅運輸会社 人事教育部 採用担当課長 埼玉県在住 43歳 男性
採用担当者として、優秀でやる気がある学生を採用しても現場に配属すると、上司とうまくいかずつぶれてしまうというジレンマがありました。
配属先の直属上司にコーチングを学ばせた結果、育成指導がうまくいき、短期間で、成果を挙げられる社員に育成することが出来るようになり、会社の業績も上がって来ています。
現場からも、「優秀な人材をよこせいくらでも活かす」といわれ、人事部門として優秀な人材をいかに確保していくか、嬉しい悲鳴をあげています。
6.ITベンチャー企業 人事部長 東京都在住 38歳 男性
欲しい人材を一言で言ってしまえば「自分で考え、自分から行動できる人」。
しかしこの当たり前のようなことでさえできない人が多いのに驚かされます。
そのような現実の中、管理職の多くが「部下の自主性を促すことができない」という声を多く耳にします。
そこで取り入れたのが「コーチング研修」。
世代の違う部下とのコミュニケーション改善が図れた。
職場に活気が出てきた。
と喜びの声が聞こえてきています。
部下が自主性がないと決め付ける前に管理職がどのように距離を縮めるのかを考える必要もあったと考えさせられました。
今後も定期的に研修を実施します。