『コーチング』について卒業生の声を中心に、さまざまな職種や実際の活用に伴う声をピックアップしました。
経営者の声
1.中堅問屋 社長 神奈川県在住 48歳 女性
人を雇い、会社を運営するにあたって、経営陣の視点と、雇用者の視点は違って当然。
「社員の自主性を重んじ、やる気を高める」というのは従来から言われていること。
しかし、双方のゴールが一致していなければ成果には結びつかない。
その具体的方法がわからずに模索している経営者がなんと多いことであろう。
当講座において、経営者自身、そして、中間管理職が「コーチングスキル」を学ぶことにより、会社が目指すものを明確にし、それを達成するための方法を、社員一人一人が自らの意志で考え、行動できるよう導くことが可能になります。
単なる理論のみにとどまらず、ロールプレイ等の実習を通して、即実践できる力をつける当講座は、経営陣にとって、目からうろこの画期的な講座です。
2.中堅機械部品メーカー 社長 東京都在住 58歳 男性
当社はワンマンな私の性格が災いしてか、大変真面目ではありますがおとなし過ぎる社員が多く、厳しい競争に曝され常に進化し続けなければ生き残っていけない社会情勢の中で、果たしてこのままで良いのだろうかと、常日頃から物足りなさを感じておりました。
部下育成にコーチングが効くという情報を得、半信半疑で思い切って先月管理職3名を受講させましたが、その効果に大変驚いております。
まだほんの1ケ月しかたっておりませんが、今までは私の独演会だった会議の様相があきらかに変わってきたのです。
部長連中が自ら戦略を提案し、結果を約束するようになってきました。
そんな彼らの様子を頼もしく感じるようになったのでしょうか、心なしか社内全体の空気が活気づいてきたように思います。
この変化を本物の変化として定着させるために、社内での勉強会を検討中です。
3.化粧品会社 社長 神奈川県在住 55歳 女性
当社は、事業部制となっており、部長クラスに権限を委任しています。
設立当初から利益追求を旨として商売を行って参りましたから、人材育成や研修という分野には興味がありませんでした。
ある日、「勝ち組企業は、バブルの時代からも人材の育成に力をいれてきた企業」というフレーズが目に留まり愕然としました。
ここのところ理由がわからずギクシャクしている職場の雰囲気・人間関係を振り返り、果たしてこのままで良いのだろうかと疑問に思っていたところだったのです。
部下育成にコーチングが効くという情報を得、半信半疑で思い切って先月管理職3名を受講させましたが、その効果に大変驚いております。
今では、管理職らの部下育成に対する考え方が変わり、双方のコミュニケーションは円滑に進み、仕事に対するモチベーションがアップしているようです。
彼らに言わせると「支配・従属的な関係から協働的な人間関係への変革」がキーとなっているようです。
私自身もコーチングを受講してみようと思いました。
4.化学品販売商社 社長 愛知県在住 50歳 女性
何時の時代でも企業を支えていくためには売上、利益、資金繰りがうまく噛み合って回転していくことが条件であることは、変わりがない。
しかし、これと同等に重要なこととして「人と組織の力」を忘れることはできない。
企業の経営資源はヒト、モノ、カネ、である。
「ヒトは文字どおり人財」という観点から、人材育成に心がけているが、上手く噛み合っていないのが現状である。
特に中間管理職が部下とのコミユニケーションのまずさから、若い社員が定着できていない。
この講座のカリキュラムを拝見したところ、私が求める、理論のみならず、即実践、可能な理想的な研修内容であったので、積極的に参加させていきたいと思う。
多いに期待している。
5.ITベンチャー企業 社長 埼玉県在住 38歳 男性
最近、社員の目標達成の意欲が低下していると感じ、コーチングトレーニングを受けた。
社員の質が問題だと思い込んでいたが、実は自分のコミュニケーションスタイルがその原因であると知り、愕然。
相手の弱点や結果のみに焦点を当てるのではなく、相手の存在を認めることで肯定的なメッセージを伝える「承認」こそが、相手の意欲を呼び起こすことを学び、今実践している。
結果、社員との信頼関係が構築され、確実な成果が出始めている。
6.中堅機械部品メーカー 社長 大阪府在住 50歳 男性
我が社は業界でも老舗の中堅どころとして名を馳せていると自負しています。
このたび、新たな飛躍を目指し、新規事業を立ち上げることにし、社員を大勢採用いたしました。
しかし、現業部門からベテラン社員を移すことも出来ず、新規部門のリーダーたちにキャリア・ブレーンのコーチングの講座を受講させたところ、部門のモチベーションアップになり、予想以上の成果に繋がり、さらに業界ナンバーワンを目指そうと画策している次第です。
7.精密機械部品メーカー 社長 東京都在住 58歳 男性
私どもの会社は従業員53名創業62年になるマンネリ化した零細企業です。
今回、前々から社内活性化が出来ないか悩んできたことについて、友人の勧めで思い切ってコーチ養成講座に管理職、及び幹部候補生を中心に11名を選抜し送り込んでみまた。
卒業後資格を取得した従業員を中心に会社のイノベーションを求め、自分は思い切って裏方に廻る方針を打ち出してみました。
もの静かで消極的な個人プレイヤー集団が、3ヶ月になりますが個人のワザが組織の力へと変貌してきたことに驚いております。
もちろん自分の古典的経営のまずさに目を覚まされた思いです。
とても嬉しいことは、従業員全体の中に仕事に取組む明るい顔が戻ってきたことと、ユーザーに先んじて新しいニーズを見つけて仕事に取組むことになったこの心の結びつきです。
オンリーワン企業として利益を高め給与を高めてゆくことが楽しみになりました。
8.中堅金属加工メーカー 社長 大阪府在住 55歳 男性
正しい答えが決まっている時代の人材育成は、自分が強いリーダーシップを発揮して、「右」「左」と号令をかけていれば成績も上がり、利益も上がっておりました。
ところが、今のように価値観が多様化し、生活スタイルも変化してくると、「右」といっても左を向く社員、「ついてこい」といってもしゃがみこむ、「いつも自信がなさそう」だと心配になるなど、私がどう、社員と向き合ったらよいか、まったく分からなくなりました。
そんな時、キャリア・ブレーンの「認定エグゼクティブ・コーチ」の先生にめぐり合ったのです。
「あなたはどうしたいのですか?」その一つの質問は、それまで考えもしなかったことを考えさせてくれるにはあまりに適切な質問だったのです。
「人を変えよう」「従わせよう」。
そんな考えを改めてから、社員の笑顔が会社にあふれ、お陰様で社員が率先して動くようになりました。
9.中堅機械部品メーカー 社長 東京都 在住 62歳 男性
リストラ策を検討する日々。
私を信じついてきてくれた社員を切り捨てるのか。
ある時コーチングを学んでいる知人が私に唐突に質問をしました。
「どうしてリストラをしなければならないのですか?」そして幾つかのやりとりがありました。
知人が「ほら、答えをもっている」そうです。
私は「リストラしかない」と決め付けていたのです。
このような凝り固まった考え方が会社の成長も止めていたのかもしれません。
今私はコーチングを学び、会社を建て直しすべく、社員と共に奮闘する毎日です。