『コーチング』について卒業生の声を中心に、さまざまな職種や実際の活用に伴う声をピックアップしました。
主婦の卒業生の声
1.専業主婦 子供:小学生 男子1名 女子1名 埼玉県在住 38歳
講座の実践練習の相手は、もっぱら子供たちです。
「〜しなさい」「〜してはいけません」の一方的な命令では言うことを聞かなくなった年頃。
自我が芽生え始めて、自分なりの考えのもとに行動しているんですね。
実習で習ったように、傾聴することで、子供の言い分をまずは受け入れ、「そう、そうしたらどうなるの?」と質問。
答えに困ったら「お母さんはこう思うんだけどどうかな?」と。
人格を持った一人の人間として対話をすることで、子供自身が納得して行動するようになりました。
いずれは社会復帰しようと考えていますが、「子育て期間にコーチング技術を磨いた」というウリができました。
2.パート主婦 子供:中学生 男子1名 大阪府在住 41歳
高校受験を控えた息子との関係に悩み、藁をもつかむ気持ちで受講しました。
話しかけても答えず反抗的な息子の態度に腹を立てながらも、干渉しすぎて暴力をふるうようになったり、ニートや閉じこもりになっても困ると思い、身動きできない自分に対しても自己嫌悪の毎日でした。
講座を受講したおかげで、問題は息子ではなく私の方にあるということが分かりました。
講義の進め方も非常に判り易かったのですが、特に実習で「話し方・聞き方」を実感として理解することが出来ました。
今は講座で学んだことを日常生活の中で日々実践しております。
半分投げ出していたことに対して、私自身がやってみようと思ったことで気持ちが前向きになりました。
まだ良好なコミュニケーションとまでは言えませんが、私の明るい気持ちが息子にも伝わったのか、以前のようにイライラする態度がなくなってきました。
自分自身が成長しながら、息子の成長を暖かく支えていけたらと思っております。
3.派遣会社職員&主婦 子供:小学生 男子 幼稚園 女子 東京都在住 37歳
中学受験を控えた息子との関係に悩み、藁をもつかむ気持ちで受講しました。
遊びたい年頃の子供に「受験」という試練を与えて、果たして良いものかどうか、「なぜ、勉強するのか」という問いにまともに答えられない自己嫌悪の毎日でした。
12歳の子供の戦争は過酷です。
かわいそうだという気持ちが先行し、子供の向き合うことが怖くなりました。
「頑張れ」という言葉がなんだか空回りしているようだったのです。
しかし、この講座を受講したおかげで、決定的に自分に欠落している部分を発見することができたのです。
それは「承認すること」です。
「人間は他人に自分の考えや存在を認めてほしいという心理的な欲求をもっている」ということ。
私はなかなか伸びない子供の成績や偏差値のことで一喜一憂し、その場で努力した一歩一歩を認める姿勢をもっていなかったのです。
素直にほめ、そしてモチベートする、簡単なことのようですが、やはり「スキル」があるんですね。
コーチングで学んだ「スキル」は、私に生きる余裕を、そして財産を与えてくれました。
本当にありがとうございます。
4.専業主婦 子供:大学生 男子1名 中学生 男子1名
神奈川県在住 45歳 これまで、息子のことで悩んでいました。
受験生なのに、勉強しないで遊んでばかり。
注意するとふてくされて反抗し、それを見た父親が怒り出し親子喧嘩が絶えませんでした。
コーチングを学んで、息子が自主的に行動するようなかかわり方を出来るようになったところ、息子も素直に自分の将来を見据え猛勉強し、この春、無事に希望校に合格しました。
今では、互いを思いやることの出来る仲のよい家族となり、笑いの絶えない毎日を送っています。
5.派遣会社登録社員&主婦 子供:幼稚園 女子1名 東京都在住 30歳
子供につい感情的な叱り方をしてしまっていた私。
涙ぐむ娘を見るたびに「しまった」と反省し、子供との接し方について悩んでいました。
そんなとき「コーチ養成講座」を受講する機会を得、受け答え一つで相手の心を落ち着かせてやる気を引き出すことができるということを学びました。
受講後は、叱ったり責めたりする前に一呼吸置いて「そうか」「そうなんだね」と言い分を認めることや、子供が言った言葉をそのまま返すことを心がけています。
そうすることでお互いが冷静になり、物事をじっくり考えることができるようになりました。
以前より娘がのびのびとしているように感じられ、育児の不安が軽減しました。